SaaS連携開発のストラテジット、AI企業・HEROZから2.5億円を調達。AI開発ノウハウも活用してプロダクト開発を加速
最終更新日:2023年01月20日
株式会社ストラテジットは、2023年1月17日、開発体制を強化すべくHEROZ株式会社より2.5億円の資金調達を行うと発表した。
ストラテジットは、「全てのDataと企業をJointする存在に」というビジョンを掲げてSaaS連携サービスなどを開発・提供している企業だ。今回の資金調達先であるHEROZは、AIを軸に機械学習の研究開発やビジネス応用などに取り組む企業であり、同社のAI開発ノウハウも活用する形でストラテジットはiPaaSプロダクト開発の加速に取り組む。
<本ニュースの10秒要約>
- SaaS連携サービスなどのストラテジットが、AIのビジネス応用を進めるHEROZから2.5億円を調達
- SaaS間のデータ連携は今後さらに重要性を増すと想定、そのためにiPaaSプロダクト開発を加速
- 2023年1月に1億円の増資による調達が実施、HEROZが保有するAI開発ノウハウも開発には活用
SaaS市場の「穴」を埋める存在として、連携開発事業を進めるストラテジット
ストラテジットは、近年急激に成長しているSaaS市場において、その普及/推進の課題となっている「穴」を埋める存在として、SaaS連携開発事業を進めている。
SaaS連携に必要なノウハウを集約したサービスとして同社は、「Master Hub」を展開。同サービスでは、一般的な受託開発よりも高品質なシステム連携を短納期で実現でき、また安定的に運用することができる。同社はまた、ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストアとして「SaaStainer」も展開。同サービスは、API連携のノウハウがなくても簡単に連携を実現できるというものであり、2021年5月より1500社以上の企業が既に利用している。
これらの事業を手がける中でストラテジットは、SaaSの一般ユーザーの多くは各プロダクトを単体として利用していることを察知。SaaS間のデータ連携は今後さらに重要性を増すと想定し、そのための開発体制強化を図るべく今回の資金調達に至った。
実戦的なAIテクノロジーによってビジネス課題を解決するHEROZ
ストラテジットが今回資金調達を行ったHEROZは、「AI革命を起こし、未来を創っていく」というビジョンを掲げて、AI技術を活用したサービスの企画・開発・運用を手がける企業だ。将棋で培ったAI関連の手法を固有のコア技術とするユニークなスタンスを持ち、世界を驚かせるサービスの創出に取り組み続けている。
同社は、コンシューマー向けのAIサービスを開発する一方で、実戦的なAIテクノロジーによってビジネス課題を解決するBtoBサービスも展開。中でも、様々な業界において価値創出の源泉となるコア業務に着目し、このコア業務にAIテクノロジーを実装することでクライアント企業の事業変革や新規事業創出を支援している。
ノーコードで使用可能なiPaaSプロダクト開発を加速
ストラテジットのHEROZからの資金調達では、第1弾として2023年1月に1億円の増資による調達が実施される。この調達を通じてストラテジットは、同社が保有するSaaS導入やData連携に関するドメインナレッジと、HEROZが保有するAI開発ノウハウの活用も企図。HEROZグループとも一丸となる形で、ノーコードで使用可能なiPaaSプロダクト開発を加速させるとしている。
参照元:PRTIMES
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