ひろゆき氏のAI音声を生成できる「おしゃべりひろゆきメーカー」、公開1週間で4億文字以上を出力

株式会社CoeFontは、2022年9月20日、同社のAI音声ジェネレーターサービス「おしゃべりひろゆきメーカー」が公開1週間で4億文字以上のAI音声出力を記録したと発表した。

CoeFontは、AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する企業だ。「おしゃべりひろゆきメーカー」は、実業家・ひろゆき氏のAI音声で動画を生成できるサービスとして同年9月5日より提供が開始され、9月12日12:00時点で4億文字以上の音声出力および1,090万回以上の動画生成を記録している。

＜本ニュースの10秒要約＞

• AI音声プラットフォーム「CoeFont」の技術を活用して開発された「おしゃべりひろゆきメーカー」
• 9月5日に公開され、9月12日に4億文字以上の音声出力と1,090万回以上の動画生成を記録
• 「いい声を、いつでも、手軽に、使いたい分だけ。」というコンセプトで「CoeFont」提供を推進

誰もが安価で利用可能なAI音声プラットフォーム「CoeFont」

CoeFontは、2020年の設立時よりAIを利用したサービスの開発・提供を手がけ、近年はAI音声の研究に注力。誰もが安価で利用可能なAI音声プラットフォーム「CoeFont」の提供にも取り組んできた。

「CoeFont」は、最新のAI技術を活用して「声」を表現力豊かな「フォント (AI音声) 」へと変換するサービスだ。AI音声の生成では「ナレーションに適した声」「子供の声」など様々な高精度の音声が用意され、バリエーションは4,000種類以上におよぶ。研修音声・館内放送・オーディオブック・広告などで「声」を利用したい時にも、必要な分だけすぐに利用することができる。500円・15分という低価格設定も、特徴となっている。

好きな文章を入力すると、ひろゆき氏が話しているような動画を作成

CoeFontの「おしゃべりひろゆきメーカー」は、専用ウェブサイトに好きな文章を入力すると、ひろゆき氏が話しているような動画コンテンツを手軽に作成できるというAI音声ジェネレーターサービスだ。開発に際しては、「CoeFont」のAI技術を活用。ユーザーは、自分の名前や伝えたいメッセージの文章を自由に入力して動画を生成し、SNSでシェアして楽しむことができる。

「おしゃべりひろゆきメーカー」は、2022年9月5日12:00より提供を開始した。CoeFontは、1週間後にあたる9月12日12:00時点で同サービスの利用数を計測。結果、ひろゆき氏のAI音声が出力した文字数は400,653,710字であることが判明した。動画生成の回数については、10,934,872回に達している。

同サービスが出力した文字数について同社は、文庫本約4,006冊分に相当すると試算した。この結果から、4,000冊以上の「ひろゆき文学」が出力されたと分析。AI音声の「素材」となったひろゆき氏はこれらの結果について、「うへへ、おめですー。」というコメントを同社に寄せている。

「声」が必要な場面で活用可能なサービスとして「CoeFont」を提供

CoeFontは今後も、「声」が必要な場面で活用が可能なサービスとして「CoeFont」を提供する。オーディオブック作成など大量のテキスト読み上げが必要な事業者向けに「エンタープライズプラン」を提供する一方で、声帯摘出手術を予定している人に向けてサービスの無料提供も実施。「いい声を、いつでも、手軽に、使いたい分だけ。」というコンセプトを掲げて、開発・提供を進めるとしている。

参照元：PRTIMES