AIソリューションのJDSC、不動産領域でデータサイエンスを活用する協業をオープンハウスグループと開始
最終更新日:2023年10月20日
株式会社JDSCは、2023年10月19日、不動産領域におけるデータサイエンスを活用した協業を株式会社オープンハウスグループと開始すると発表した。
JDSCは基幹産業を中心としてAIソリューションを提供している企業であり、オープンハウスグループは戸建関連事業などを手がける企業だ。両社の協業では、JDSCのデータサイエンス技術をオープンハウスグループの不動産データに活用することで、データからの価値創出を進める。
<本ニュースの10秒要約>
- AIソリューションの提供により日本の産業のアップグレードを目指しているJDSC
- 蓄積データが膨大となり活用に課題が生じていたオープンハウスグループを、JDSCが支援
- データサイエンスで営業の効果的なアクションを導出、不動産領域をアップグレード
多様な課題解決でAI活用を推進しているJDSC
JDSCは、基幹産業を中心とする幅広い分野にてAIソリューションを提供している企業だ。AIアルゴリズムに関する豊富な知見と共に、AIによる解決策の提示から実行までを一気通貫で支援できるビジネス能力も併せ持ち、大手企業との共同開発と産業横展開が両立可能な生産性の高いビジネスモデルを構築している。
同社が手がける事業は、アルゴリズムモジュールの開発およびライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、そしてデータサイエンスに関するビジネスマネジメント事業などだ。物流最適化/需要予測/フレイル検知/教育といった多様な課題解決にAIを活用することで、日本の産業のアップグレードを目指している。
蓄積データがあまりにも多種大量化したオープンハウスグループ
JDSCが協業するオープンハウスグループは、不動産領域にて戸建関連事業/マンション事業/収益不動産事業/アメリカ不動産事業などを、グループを通じて展開している。
近年の不動産領域では、開発/仕入/流通/管理といった各プロセスにおけるサプライチェーン/バリューチェーンの中でDXが進行している。オープンハウスグループもまた、早い段階からデジタル導入の取り組みを開始。現在では蓄積データの量も膨大となり、営業活動にも好影響を与えるようになっていた。
しかし、情報があまりにも多種大量化したことで複雑な解析が必要となり、遂には新規事業領域への活用や関連企業への連携においてデータを生かし切れない局面も生じ始めたという。オープンハウスグループのこの課題をデータサイエンスで解消すべく、JDSCは今回の協業を開始するに至った。
データサイエンスの活用を進め、不動産領域のアップグレードを目指す
両社の協業では、JDSCが持つ顧客基盤の分析実績およびDX推進の知見を活用し、オープンハウスグループが保有する広範なデータの分析/活用が行われる。具体的には、オープンハウスグループにおいて営業スタッフの効果的なアクションを導き出すべく、行動記録システムに蓄積されたデータの活用を開始。この取り組みについては、2023年10月19日よりPoCが開始されている。
JDSCは今後、オープンハウスグループと共にデータサイエンスの活用を進め、不動産領域のアップグレードを目指すとしている。
参照元:PRTIMES
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